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小話「新しいこと」

厳しい寒さも気が付いたらあっという間に過ぎ去って、だんだん春の陽気になってきました。私個人的には朝は少し冷えているのに昼間は暖かいので、若干服選びに悩む季節にでもあります。

春の季節になると新生活だったりと何かと新しいことを始めたくなる時期ではありますが、皆さんはどうでしょうか。

最近学生さん達が春休みを利用して自動車の免許を取るために路上で教習車で練習している姿を見ていると、「あぁ、この季節が来たのか」と思うことがあります。

昨今若者の「車離れ」はよく聞きますが、それでも地域によっては家族一人一人が車を所有していないと成り立たない地域もあったり都会では公共交通機関が充実しているので、車を持つ必要ないとか色々な状況だと思います。私の住んでいる地域は田舎なのでまさしく一人一台所有しています。なので「車離れ」はあまりないのかなと思っています。

地域柄、この時期はそこそこ教習車を見かけることがあります。教習車とすれ違ってドライバーの表情を見ていると緊張気味の表情なので「頑張れ」と心の中で応援したりします。

こうして教習所での試験を終えて「免許センター」での試験を終えて、無事に「運転免許証」を交付してもらったら初心者マークを張っていよいよ本格的に路上での運転が始まるわけですが、最初は怖いだろうなと思います。週末になると友人たちを乗せてドライブしているのを見かけると初々しさがあって、自分もそんな時期があったなと懐かしさもあります。こうして運転が好きになってもらえて、将来は「トラックドライバー」になってみようかなと思ってもらえたらいいなと思います。

企業によっては営業職は車を運転して各営業先に行かないといけないと思いますので、何かと車に乗る機会は多いのではないのかなと思います。とくに運転に不慣れで路上に出るのでちょっとした事故が多く発生すると思います。

先日ネットの中の記事で「ながらスマホの運転」と「バック事故」が多くなっているとみかけました。これは運転に不慣れな状態であれば最初は緊張していていろんなことに気を付けているのだとは思いますが、慣れてきたころにこうした事故を起こします。特にバックの事故は交通事故の全体の件数で言えば4.6%ですがこういう事故はほとんどが物損事故が多いので中々数字に表れずらいと言いますが、個人的には運転時間の約半分くらいは「バック操作」があると思っていますので、実際は数十パーセントという数字の事故件数だと思っています。こうしたことからバック事故は基本的には軽微な事故として処理されますが気をつけておかないと「人身事故」発展するような大きな事故もありえます。バック事故は様々な要因で起きますが、おおざっぱに言うと「不注意」が多いそうです。これはトラックも乗用車も同じです。

特に言われいるバック事故の要因ですが

■スピードを減速していなかった

■後方確認不足、障害物を見落としていた

■前方や片側に気をとられ反対側への注意が疎かになっていた

■急いで駐車しようとして、衝突してしまった

トラックや乗用車のメーカーもバックミラーやバックモニター等の技術の進歩で死角をなるべく減らす努力はしているそうですが、それでも完璧になくすことはできないようです。休みの日でしたが駐車場で完全にバックモニターのみを見ながら駐車しているドライバーを見かけたことがあります。後部の様子やきちんと駐車枠に収めるにはいいのですが、バック操作時にはほかにも目配りする場所が多いと思うのでこうしたバック操作は少し怖いなという印象でした。

私もあまり人の事は言えませんが、慌てていたり急いでいるときにぶつけてしまったりします。完璧に事故を無くすことはできないのかもしれませんが、一個一個確実に時間をかけてでもゆっくり操作をすることが事故を減らすことにつながると思います。

新生活に初めて自動車を運転、慣れないことが多く大変だと思いますが、「基本」を忘れずに運転してください。

 

     

※会社の近くの桜です

 

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